準・備・万・端

年末はいつも、家族で宴会なのです。

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今年は高級肉にありつけた、ふふふ・・・


あっ!!! 

という間の1年。


あっ!!! 

という間に大みそか。(今更ちょっとびっくりしてる・・・)




今年もいろいろな人に、たくさんお世話になりました。



山ですごす人も、町ですごす人も、


みんなみんな、よいお年を過ごせますように 



来年もどうぞよろしくお願いします 





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山の天気予報

山行前のお天気チェック、みなさん何を使っていますか?

私の最近のお気に入りは、人に教えてもらったこのサイト。


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【 死のクレバス―アンデス氷壁の遭難】



文句なしの ★★★★★です。

登山をする人も、しない人にもお勧めできる…いや、したい。

インカ道トレッキングのガイド、Freddyもこの本に触れていた。
ペルーの山稜を想いつつ歩きたいあなたには、トレッキングのお供にぜひ一冊、バックパックに忍ばせて欲しい。

ちなみに、ジュンにもこの本をお勧めしたことがあったらしく、
これと「岳」を読み、山って怖い・・・と思ったそうですが、それは誤った読み方です。たぶん(笑)

↓ちょっとネタバレ注意。

アンデスの深い山の岩壁登攀に成功した直後、こともあろうに脚を折る(=死を意味する)事故に遭った著者。岩壁からの必死の帰還を試みるが吹雪につかまり、パートナーにザイルを切断され、クレバスの底に滑落して取り残される、、、という、文字通り絶体絶命の難局に追い込まれながらも、超人的な精神力と体力で奇跡の生還を果たすまでを描いた実話。

山岳本を読むと、ちょっとやそっと山好きでも理解できない(おそらく、運動しない人ならもはや変人にしか見えない)情熱が描かれていることが多い。その意味で、正直「マニアック本」読書歴を書き綴るのはどうかと思う、小さなためらい.....を吹き飛ばして遥かに超え、文学に達しているドキュメンタリー。

生死の境をさまよい、夢うつつで発狂寸前の精神状態の中、超自我のような存在に導かれるように一歩一歩、まさしく這って進む臨場感、クレバスを這い上がり、氷河を片足で飛び、湖を越えてゆく道のりの目まいのする長さ、にリアルタイムのパートナー側からの状況や感情描写が差し込まれる。永遠に見捨てられる恐怖とただ1人で闘う点で、通常の遭難ものとは明らかに違う純度、緊迫感に溢れている。

80歳近くになっても度重なる腰部骨折から立ち直り、背筋を伸ばしたいと願う祖母と、苦しい時を乗り越えようとしているあなたに贈ります。


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インカ道トレッキング 4日め、ついに約束の地へ。

☆旅の初めから読む。

ばら色の夜明けとともに、

引き込まれるような稜線が現われた。



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インカ道トレッキング 3日め…遺跡三昧。

☆旅の初めから読む。

12/4(火)

雨が止むと、また夜明けが来た。
今日も10km、5-6時間のハイク。最高高度3,750m。今日は、700mほど、ようやく下ることができる…。
ジュンはよく眠り、何とか朝ごはんも食べられるほどに回復した。良かった…

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インカ道トレッキング 2日め…高山病。

☆旅の初めから読む。


12/3(月)
朝から雨が降っている。望み通り、涼しい登山にはなりそうだ。
昨日の暑さに懲り、CWXのタイツにレインウェアを直接着た。コレ、脱げないけど。

こちらがダッフルバッグ。
オプションのポーターサービスを付けると、7キロか9キロまでの荷物を持ってもらえます。
今回は、2人で1人のポーターをお願いした。

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インカ道トレッキング 初日。

☆旅の初めから読む。

12/2(日) 
初日。5:30ホテルにてピックアップ(というか、徒歩でお迎えに来てくれた・・・笑)。

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サブガイド・リンさんのユニフォーム、さりげなくNorth Face。

ガイドのFreddyさんにとって(もしかしたらSASにとってかも?)、私たちは初めての日本人ゲストだそうです。
今更、どこに行っても日本人に合わない場所などないというのに、ホントに~???!

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インカへの道

3年、この日を待っていた。

11/30(金) 17時、成田空港集合。

よくも4人も集まったもんです。
1週間の休暇を取ることができ、それをマチュピチュに使いたい人を探すことはできるかもしれない。
でも、4,200m地点まで登り、3泊4日のキャンプで歩くインカ道トレッキングも、となると、やっぱり誰でもというわけにはいかない。ということで、takaさん、ジュン、きっちゃん、どうぞよろしく!

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【剱岳 ー点の記】


劒岳―点の記 (文春文庫 (に1-34))劒岳―点の記 (文春文庫 (に1-34))
(2006/01)
新田 次郎

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三年前、読んだ当時は★★★★☆
感想文が、つまらなすぎる(笑)
今読んだら、また違う感想になるに違いない。
再読したいな。
ということで、駄文掲載。

***

立山信仰の地として、登る者のなかった明治の剣岳を舞台に、陸軍陸地測量部・柴崎測量官により、地図作成のためのの登頂が果たされるまでを描く。
地図を見ても道に迷うというのに、その地図を作るための道を高山の中で見出す仕事はどれだけ過酷だっただろう。
当たり前だけど、当時は現在のような登山装備も岩壁に鎖場もなかったのだ。
鎖がついていても垂直に近い絶壁もあり、今も一般登山者が登る山としてはかなり危険な方に入るらしいけれど、いつか登ってみたいところ。
きっと別世界に立てるでしょう


確かに立てたかも...
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【神々の山嶺】


神々の山嶺(上) (集英社文庫)神々の山嶺(上) (集英社文庫)
(2000/08/18)
夢枕 獏

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人によって評価が違うみたいだけど、私は★★★★★

「ど真ん中ストレート」の山岳小説。エベレスト初登という、登山史上の大きな謎を追うミステリー小説でもある。

人が初めて自然を征服していく過程、熱に浮かされたような時代の、もはや伝説化した登山家の情熱を追ううちに、いつしか現代の「普通の」山屋 − 国家の威信を負っているわけでもなく、山に人生を捧げられるわけでもない、中年に差し掛かり人生の諸問題に揺れる主人公 − が、生きた伝説に出会い、情熱を引き継いでいく物語が、全く背景の異なるエベレスト初登の物語と重なり、入れ子のように、相似形を描きながら

なぜ山に登るのか

と問い続ける。
というよく練られた構図と展開、ネパールの歴史や国情を踏まえて描きこまれた風景、人物....なにより山!と登攀中の心理描写の美しさ、圧倒的なリアリティ。すべてが密教の曼荼羅のように、緻密に描きこまれている。すごい。
その裏にある蓄積。
あとがきを読んで納得…したので、これは先に読んではいけません。

読み終えて、かつてフォーチュンクッキーから出てきた言葉を思い出した。

The good life is a process, not a state of being. It is a direction not a destination.

最後に後書きを。
「書き残したことはありません。(中略)…もう、山の話は、二度と書けないだろう。これが、最初で最後だ。それだけのものを書いてしまったのである。これだけの山岳小説は、もう、おそらく出ないであろう。それに、誰でも書けるというものではない。どうだ、まいったか。」

うーん、参りました。


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【垂壁のかなたへ】


垂壁のかなたへ垂壁のかなたへ
(2012/04/24)
スティーヴ ハウス

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ブクログでは ★★★★☆ つけた。

正直なところ、こんな高難度なアルパインクライミングの話を読んでも、理解できてはいないのだろう。ちょっと山に行っているとしても(行かない0と1とは大違いだとしても)。

だから、映画をみるように、頭の中で再現する。垂壁の表面の微妙なシワにクランポンの爪の先をねじ込んだり、足場の氷が崩れてハングした氷壁に片手でぶら下がったりする「見せ場」を映像化してみる。さらに、クライミングと出会い、憧れの壁、目標を見つけ、ロープを結ぶパートナーと出会い、同時に魂をも結び、たくさんの友を喪い、でも持てる全てをつぎこんで登り続け、ついにはほとんどの人間が辿りつけない高みへと迫る…1人の人としてのドラマを描いてみる。山に憧れる人ならば、それで充分元のとれるエキサイトメント。

とはいえ、世界最強クライマーのリアルなレポートをもってしても、厳しい山に関する文章はみな突き当たる、「なぜ登るのか」問題に回答を与えることは難しい。でも、厳しさを増す登攀の中で語られるザイルパートナーとの絆やその意味、夢を達成した大登攀の後の喪失感には、普遍的な価値基準に訴える何かがある、気がする。

最後の謝辞には、ありがちな「愛するXXXへ捧ぐ」的な一説はなかった。自己陶酔の瞬間にも、常に醒めた目で見ている自分がいる。

「…わたしたちはみな、それぞれ独自に自分の闘いを繰り広げている。ただ、わたしにとっての真実が普遍性を持つとは限らない。だから表現するのは難しい。わたしのアイスアックスは、あなたにとっては、絵筆なのかもしれない。」
そこに至っては、危険な見かけから理解されにくい普遍性にも辿りついている気がする。

でもやっぱり…彼岸と此岸の世界観は、ゼロとイチの違いより大きいかもしれない(笑)


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